会社の命運を託されたコロナ禍の北大路を支えた【大川料理長】

2021.9.16

北大路は124人の従業員を抱える会社であり、

多くは店舗で従事する従業員も多いので、

コロナウイルスによる被害は甚大でした。

多くの従業員を休業させる必要があり、店舗も休業を迫られました。

そんな中、コロナの最中でも従業員が活躍できる場所を作り、

困難を乗り越えていく背中を見せてくれた大川料理長をご紹介します。

経歴プロフィール

父親の影響もあり和食料理人に憧れ、福島より上京

新宿の懐石料理屋で和食の基礎を修行

その後麻布の高級割烹料理屋で更に和食の奥深さを経験

銀座久兵衛出身の先輩職人から寿司のイロハを学ぶ。

北大路の社風と料理に興味を持ち入社

赤坂茶寮にて北大路コンセプトを学び調理主任にとして活躍

その後、銀座本店で副調料理長に任命され、後輩の指導を担う。

寿司北大路品川・新橋茶寮のOPENを副料理長として経験し新規事業の出張寿司プロジェクトを任される。

「お客様の感動、美味しい」を追求し出張寿司を確立、成功

北大路初のデリバリーとテイクアウトの開発も続けて成功

その功績を認められて、寿司番屋 銀座店の料理長を任される。

寿司番屋2号店のOPENを目標に、板前が楽しめる店づくりのためのメニュー開発に余念がない。

大川料理長のこれまで

私は(当時副料理長)は、寿司北大路で料理長を務めていた宮田の実行部隊として出張寿司を支えました。宮田料理長が開発をし、そのサポートにつき、お客様に多く商品を届けました。改良に改良を繰り返し、飽きさせない、いつ食べても美味しい寿司はお客様の胃袋をつかみ成功を納めました。

さらには新型コロナウイルスの影響でリモートワークが推進されたことを皮切りにUber Eatsのデリバリー展開も成功させました。

寿司北大路で成功したUber Eatsを寿司番屋でも同じことをやろうということで抜擢されました。寿司番屋のUber Eatsも大好評をいただいています。

調理主任から、コツコツ仕事を覚え、活躍できる機会を率先して新業態の開発を認められて、料理長へと最短で登った板前になります。

副料理長だった大川は自らから手をあげて寿司部門を担う切符を掴みました。

※ 現在HPリニューアル中

今回の記事では、そんな大川料理長のチャレンジして

ステップアップしていったモデルケースとしてご紹介させていただきます。

料理長までの道のり

これからの会社の未来を作っていくのは、役職云々ではなく、新しい価値を創り出していく人間が、何をするかだと考えています。

そのため、私も業態開発や新商品の開発に積極的にかかわっていきたいと思います。

率先してパフォーマンスを発揮できる環境とチャンスをくれる北尾社長のビジョンや経営理念に共感し、誰かに言われたからではなく、内発的に行動に起こしてきました。全てがうまくいっていたわけではありませんが、軸がブレることなくここまで成長できたのは、北尾社長の存在が大きいです。

料理長になるまでのストーリー

入社して調理技術だけでなく、会社には人として成長させていただきました。部下を持つうえでの必要なスキル(マネジメントスキル/コミュニケーションスキル/教育スキル)を養えました。とにかくやったことないことや、より高い目標を設定し、自分へのチャレンジをしながら仕事をしてきました。

これも会社で主催されるマネジメント研修会、店舗会をはじめとした、意見交換の場が多くあったことが自分を表現する機会になりました。

多くの実践と小さな成功体験の積み重ねで、自信がついていくのを感じ、自己肯定感を向上させてこれたと思います。

チャレンジしてきたこと

① 副料理長でいながら料理長としての仕事にチャレンジ

銀座本店で副料理長になったばかりの頃、寿司北大路の前野料理長が海外転勤の為不在になり、寿司経験者だった自分が急遽任されるチャンスを頂きました。その機会を身にできたことが、現在の自分の仕事にも通じています。

② 出張寿司の立ち上げ

新規事業の立ち上げは自分にとって、大きなチャレンジでした。何をしたらいいのか、右も左もわからずではありましたが、宮田料理長の指示のもと手を動かし、頭を使い、失敗もしながらもお客様に価値を提供をすることができました。

③ デリバリーテイクアウト開発

出張寿司の成功体験もあり、新規事業を再度立ち上げに携わりました。

デリバリーで顔の見えないお客様に商品を届けることは、職人として落ち着かない気持ちになります。店舗で提供する商品よりも、手間と時間をかけて販売しています。率直なお客様からのレビューを見て、商品開発に勤しみました。

その中でもUber eatsの挑戦には人生を変える大きな成果をあげました。

ー Uber eats厳選認定バッチ獲得の高評価をもらう

販売開始して一か月くらいたち、少しづつ注文数が増えて来てお客様に商品価値が伝わっていくのを段々と実感していきました。と思ったのも束の間で、年末に近づくにつれ、注文数がうなぎのぼりに増えて、爆発的に忙しくなりました。

店舗営業をしながらのデリバリー営業となりますので、店舗のお客様への料理提供と、波がある読めないデリバリー注文をこなすという気の抜けない未体験のゾーンでしたので、慣れるまでは非常に疲弊しました。

とにかく必死に調理場メンバーと業務をこなしていくうちに、お客様から認められ、厳選バッチを頂戴することが出来ました。

スピードと味を求められるUber eats

デリバリー商品の調理はお店で出している寿司と全く同じクオリティです。

握って一貫に1枚づつ笹の葉を丁寧に詰めながら作るので、店舗でお皿に出すより2倍・3倍の手間と時間がかかります。

お客様の声と売り上げを元にPDCAを回していきます。

決して安くない値段で販売していますが、満足いただけるお客様が多いので、今後もUber eatsには挑戦していきます。

今後のチャレンジ

大東企業では、接待に特化した北大路だけでなく、

焼肉店舗や寿司居酒屋を出すなど、マルチチャネル化を進めています。

その中で、携われる事には率先してチャレンジしていきたいと思っています。

チャレンジしていく中で、若い板前さんにも興味をもってもらい、

チャンスを若い世代に繋げていくことが使命だと感じています。

世代交代をしながら若い子らを育成して、会社の長期繁栄を目指せればと考えています。

北大路では新店オープンや新業態開発とともに、

新たな料理長を任命するなど、多くのポジションを用意しています。

板前募集強化中ですので、ご興味のある方はご連絡ください。

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